我が家には、目に入れても痛くないほど可愛い可愛い5歳の息子がいます。
仕事で疲れ果てて、家に帰ると疲れがブッ飛ぶほどの笑顔で出迎えてくれる我が子。
あぁ、愛おしい…
ってそんな心の余裕のある子育てできてるお家あるんか?
「毎朝、時間ないのに全然準備しなくてイライラする!」
「お風呂を毎日嫌がって入れるだけで全体力もっていかれる!」
「ご飯残すのにおやつ食べたいってわがままばっかり!」
5歳児の子育てって毎日毎時間、イライラポイントが満載だと思います。
でも実は、関わり方を少し工夫するだけで、
親子関係が劇的に改善されたり、その子自身が爆伸びする年齢だと言われています。
5歳児の発達段階を知り、自分に合った関わり方ポイントを知って
ぜひ実践してみましょう!
5歳児って何者?

「小さな探検家でメンタル強めな芸人」
うちの息子はこの言葉がなんだかピッタリと当てはまります。
一体どういうこと?と思われた方もいらっしゃると思いますので
いくつか具体的に紹介してみます。
あなたのお子さんに当てはまる部分はありますか?
1. とにかく好奇心のかたまり
「なんで?」
を1日100回は言っているといっても過言ではない。
大人が一言何か言おうもんなら、すかさず
「なんで?」と返してくる5歳児。
「そんなん自分で考えて!」と言いたくなるほど
ずっと「なんで?」を繰り返す生き物ですね。
2. とにかく体力モンスター
朝起きた時から夜寝るまで元気いっぱい!
走る、飛ぶ、回る、登る、喋る、とにかくじっとしていられない。
公園に行って1時間以上遊んでも、
お昼ご飯の時間が近づいていても
「帰りたくない!」と全力で抵抗する生き物ですね。
3. とにかくごっこ遊びの達人
プリンセス、ヒーロー、ママ役、忍者、お医者さん…何でもなりきれる。
空想の世界で生きていることが多々あるので
息子が急に「拙者は…」と言い出したり、
タバコを吸うマネをしてヤンキーになったり、
大人がついていけないこともある生き物ですね。
4. とにかくルールに厳しい、でも破るときもある
「お約束だよね?」と大人にルールを押し付けるけど、自分に都合が悪いと忘れる。
ゲームのルールは自分に有利になるようにどんどん変える生き物ですね。
5. とにかく感情のジェットコースター
さっきまで大爆笑していたのに、突然大号泣することはないですか?
気持ちをうまくコントロールできず、
大人を試すような行動をとることもある、ある種の天才的な生き物ですね。
6. 自立心が芽生えつつある
「じぶんでやる!」と張り切るけど、
途中で「できない~」と泣くことも多々。
手を貸すタイミングが難しいと思いませんか?
7. 5歳児とは、
天使であり、小悪魔であり、哲学者であり、お笑い芸人でもある。
大人から見ると「何考えてるの?」
と思うことばかりだけど、純粋で一生懸命な姿にキュンとする存在は間違いなし。
5歳児への声かけのポイント
まるで人形劇のように伝える!
公園で遊んでいたら、「もう帰るよ〜」
夜の就寝前なら、「片付けするよ〜」など
そう伝えると、
「え〜!嫌だ〜!」とか
「まだ、遊びたい〜!」と間違いなく言いますよね。
「はい。分かりました、お母様。」なんて言われてもこっちも気が引けますが、
帰ってご飯の準備をしなくては!とか
残りの家事を済ませたい!とか、
親は後のことを考えて逆算ができますが
子どもはそうはいきません。
そんな時、持ってこい!な伝え方が、
人形劇のような形で伝える!ことです。
お子さんのお気に入りのぬいぐるみ、人形やフィギアを使って
まるでその人形が話しているかのように
「もう、帰る時間だぞ!そろそろ帰ってご飯とするか!」と伝えると、
直接では受け入れられないことが、
受け入れられることがあります。
そして、伝えたことが実践できれば全力で褒めましょう!
「上手だね!」
「えらいね!」ではなくて、
具体的に言語化して伝えていきましょう。
例えば、
「遊んでいて楽しいのに、きちんと切り替えができたね!」
「自分で出したおもちゃをきちんともとの場所に片付けられたね!」
と具体的に伝えていくことによって
「切り替えができることはいいことなんだ!」
「もとの場所に片付けられることは良いことなんだ!」
と子どもの中でも納得します。
大変お忙しい育児の中、ぬいぐるみをだしてくるのも
よいしょがいるとは思いますが
騙されたと思って、
ぜひ、実践されてみて下さい!
おわり。
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